北海道ツーリング2013

 

昨年に引き続きの北海道。今回も茨城空港から飛行機で千歳空港へ。北海道へは1日1便となってしまい
千歳到着は夜の8時。暗いので昨年にも増して北海道にキターという感じがしない。
 昨年は学生時代に走れなかった箇所を中心に主に海岸線を走ったが、今年は学生時代に走った道央の峠に
再チャレンジし、加えてネットで調べて興味がわいた箇所をめぐる内陸コースとしたが学生時代の脚力も回
復力もないので序盤からきつい旅となった。
 また、スタート直後のLED電球の破損。地元の人も驚くジメジメ・ムシムシの異常気象。雨天の下り坂で
のパンクによるタイヤ損傷。最後はテント浸水と予想外のトラブルにも見舞われた12日間であった。
期待していた峠からの眺望はほとんど叶わなかったが峠制覇の達成感は味わえた走行距離1,000Km超、獲得
標高10,000m超の旅になった。


8月 7日(水) 1日目 自宅〜茨城空港 34Km・・・[スカイマーク795便]・・・新千歳空港〜安平 ときわキャンプ場 19Km
   8日(木) 2日目 安平〜穂別〜幌毛志〜日高沙流川オートキャンプ場 96Km
    9日(金) 3日目
 日高〜日勝峠〜鹿追〜上士幌町航空公園キャンプ場 116Km
   10日(土) 4日目
 上士幌〜足寄〜オンネトー〜阿寒湖畔キャンプ場 102Km
   11日(日) 5日目
 阿寒湖畔〜弟子屈〜屈斜路湖 和琴半島湖畔キャンプ場 61Km
   12日(月) 6日目
 和琴〜津別峠〜津別〜チミケップ湖〜訓子府〜滝の湯 民宿「夢風泉」130Km
  13日(火) 7日目 滝の湯〜石北峠〜大雪湖〜三国峠〜糠平 国設ぬかびら野営場 98Km
   14日(水) 8日目
 糠平〜幌鹿峠〜然別湖〜屈足〜 狩勝峠〜かなやま湖畔キャンプ場 113Km
   15日(木) 9日目
 かなやま湖畔〜麓郷〜ベベルイ〜美瑛〜上富良野 日の出公園キャンプ場 113Km
   16日(金) 10日目
 上富良野〜桂沢湖〜三笠〜岩見沢〜新篠津 しのつ公園キャンプ場 123Km
   17日(土) 11日目
 新篠津〜夕張〜栗山公園キャンプ場 84Km
   18日(日) 12日目
 栗山〜千歳エアポートホテル(市内散策) 47Km
   19日(月) 13日目
 千歳[ホテル送迎バス]−新千歳空港・・・[スカイマーク790便]・・・茨城空港−[車]−自宅
  全走行距離 1,136Km 、獲得標高  10,805m



1日目 8月7日() 晴れ

自宅〜茨城空港 34Km・・・スカイマーク795便・・・新千歳空港〜(国道36)美沢〜(道道10)早来 ときわキャンプ場
走行距離19Km 獲得標高80m
コースマップ http://yahoo.jp/u_hxyx

13:15
自宅出発

とにかく暑い。でも今晩からはカラッと爽やかな北海道だ・・・と、
週間予報でも北海道は概ね晴れマークであったので、この時点ではまさか梅雨時のような北海道が
待っているとは思いもよらなかった。

15:08
茨城空港手前のセイコーマートで一服。今年もお世話になります。
定番となった「青森りんごの紅茶」で北海道モードにチェンジ。

15:20 茨城空港着
早速、輪行に取り掛かる。
今回は、北海道にて電車を利用しないので輪行袋を使用せず自転車カバー輪行とした。
ペダル・ボトルケージ・ハンドル・前フォークを取り外す簡易輪行。
後ホイール・ドロヨケ・リア変速機は外さないのでかなり楽ちん。
自転車(テント入り)+サイドバッグ2個+サドルバッグで29Kgであった。
機内持ち込みのフロントバッグが3Kg、自転車が12Kg程度だと思うので積載重量は差引20Kg
といったところか。
今回は北海道着が夜で現地調達しづらいので米2Kgやレトルト食品も茨城から持っていく。

18:20
スカイマーク795便  15分遅れで茨城空港発
夕日を眺めながらのフライトも北海道が近づくにつれ日も暮れ、いまひとつ気持ちの高揚がない。

19:45
新千歳空港着
20:05 手荷物を受け取り外へ。天候は曇りで星は見えない。空気が湿った感じで爽やかさがない。アレ〜?
今日の宿泊地は19Km離れたときわキャンプ場。1時間はかかると思われるのでそそくさと組み立てを
開始する。リアのドロヨケ取付やディレイラーの取付・調整が不要なので薄暗い中でも順調に準備を進める。
20:38 準備完了

懐中電灯とサドルバッグに着けたLEDテールライトを点滅させ走り出したが空港出口のトンネルを抜けた
ところで突然懐中電灯が消えてしまった。
外灯のあるところまで進み確認してみるとLED電球の頭部分がもげてしまっている。
おそらく飛行機運搬時に雑に扱われたため壊れかけていたのが段差の衝撃で逝ってしまったのだろう。
最初でこのトラブルはちょっと嫌な感じであるが、ここは予備のクリプトン電球に交換し再スタート。

21:18
国道36号線から道道10号線に入ると外灯はなく真っ暗。おまけにヒグマの目撃情報の看板が
あったりして非常に怖い。進むにつれてキリも発生し視界が悪く心細さに拍車をかける。
時折通る車のライトに励まされながら懐中電灯の暗い灯りをたよりにゆっくり進む。

21:44
室蘭本線と国道234号線を越えるあたりでようやく外灯が現れほっとする。
早来の街中にセブンイレブンがあったので弁当を購入しキャンプ場に向かう。

21:58 ときわキャンプ場着。 走行距離19Km 獲得標高80m
キャンパーは2組のみのようで寂しい感じだが、1組の若いグループはやけに騒がしい。
暗くて廻りの状況が把握できないので水場の明かりがとどく場所にテントを設営する。
自転車を立て掛けられる木があることも必須条件。
明日からは日の出とともに起き、日の入りとともに寝るキャンプ生活が始まる。
寝不足にならぬようさっさと弁当を食べて寝ようとするも夜中過ぎまで騒ぐグループに閉口する。
そういえば去年も初日はこんな感じだったことを思い出す。
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2日目 8月8日() 曇り

ときわキャンプ場 〜(道道10)厚真〜(道道59)穂別仁和〜(道道74)穂別〜(道道131)幌毛志〜(国道237)日高 宮下町
(国道274)〜 日高沙流川オートキャンプ場
走行距離96Km 獲得標高769m
コースマップ http://yahoo.jp/Kn2raE

4:30 起床 寝不足であるがここでペースをつかまないと今後の行程に差し支えるのでがんばって起きる。
昨晩カセットガスを買い忘れてしまいお湯を沸かすことができないので朝食は取らずにテントを撤収する。

昨晩は暗くてわからなかったが結構奥行きがある


5:40 管理人は不在で料金を支払うことができず、申し訳なくキャンプ場を後にする。

6:00
昨晩のセブンイレブンに行きカセットガスと朝食を購入しその場で食す。
店舗外に設置されているゴミ箱に昨晩の弁当も捨てさせてもらい出発。
道道10号線でまずはウォームアップ走行
曇り空で気温は高くはないのだが湿度が高くさっそく汗をかいてくる。

6:30
厚真 ここから道道59号線に入る。

霧も発生してきた。なんだか去年の北太平洋シーサイドラインを思い出す。

標高130mの似湾峠へのアプローチ

勾配はたいしたことはないがここのところあまり走っていなかったのとキャンプ道具一式の重量
のためペースは上がらない。無理せずゆっくり上って行く。

7:11
似湾峠 むかわ町トンネル
休憩をとり、タイヤの空気圧を上げる。
エンジンはともかく自転車の状態は問題なし。


7:40
仁和までは下り。左折し道道74号線を穂別に向かう。


ゆるやかなアップダウン

晴れ間も現れるようになり蒸し暑さが増す。

8:30
穂別セイコーマートにて休憩
すっかりお気に入りとなった「青森りんごの紅茶」とバナナで燃料補給。
この店はゴミ箱の設置がない。ゴミを店員さんに引き取ってもらい出発。
穂別からは道道131号線で幌毛志に向かう。
鵡川

道道610号線の分岐まで鵡川沿いに進んだ後、山越えとなる。
峠名はないが標高は211mで似湾峠よりも高く勾配も似湾峠よりはきつい。


むかわ町と平取町の境界地点がピーク

10:05
下り終えると国道237号線。 左折し日高に向かう。

日高の山々

10:20 振内セイコーマートにて休憩
朝セブンイレブンにて購入したパンの残りを食べる。
路肩の状態が悪く大型自動車が高速で走りぬけるので走りづらい。

11:28
日高竜門

脇道を探索するもアブの大群に迎えられそそくさと退散

沙流川

ゆるやかな上りが続く。
それにしてもなんでこんなに蒸し暑いのだろう。茨城の梅雨時期のようだ。

12:30
日高 国道274号線交差点付近のセイコーマートにて休憩(屋根つきの休憩所あり)
走行ペースはゆっくりであったが、自転車の調整もあまり必要なく長い休憩を取らなかったので
予想よりだいぶ早く日高に到着する。しかし脚はもうパンパンである。
一息入れて国道274号線をキャンプ場に向かう。

12:55 日高沙流川オートキャンプ場(\500)到着  走行距離96Km 獲得標高769m
テントを設置して近くの沙流川温泉ひだか高原荘(\500)で汗を流し、入念に脚をマッサージする。
時間に余裕があるので洗濯をしてのんびり過ごす。
近くに道の駅「樹海ロード日高」に隣接してセイコーマートがあったので、ビール、フライドチキン
フレッシュサラダを購入し早めの晩酌。夕食はレトルト中華丼。
湿度が高いせいか外に干していた洗濯物は乾きそうもない。日も暮れてきたので取り込んでテント内
に干す。
昨日の寝不足を解消すべく19:00には就寝。


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3日目 8月9日() 雨

日高沙流川オートキャンプ場 〜(国道274)日勝峠〜十勝清水〜鹿追〜瓜幕〜(道道337)上士幌
〜上士幌町航空公園キャンプ場
走行距離116Km 獲得標高1,315m
コースマップ http://yahoo.jp/1P67Ra

4:00 起床 曇
睡眠十分ですっきり目が覚める。朝食は定番の残りご飯でわさび茶漬け
いつもは最初のコンビニまでゴミ袋をサドルバッグにぶら下げて走るのだが、このキャンプ場は
ゴミ捨て場があるので助かる。

5:50 出発
走り出すとすぐにポツポツと雨が落ちてくる。
とりあえずサドルカバーだけ着け、様子を見ながら走る。


6:35
徐々に雨脚が強くなってきたので13Kmほど走ったところでポンチョを被る。


国道274号線は大型トレーラーが多く高速で走り抜け、水しぶきと風圧に耐えながらの走行と
なる。路肩も狭く雨宿りできる場所もないため黙々と上っていく。
同一車線の水しぶきよりも対向車線の水しぶきと風圧の方が顔にあたって不快である。
合目表示に励まされなんとか上っていくと7合目を過ぎたころには大型車の量が減少し(朝早い
時間帯に多いよう)また登坂車線で道幅が広くなりいくらか気持ちは楽になるものの、雨脚は
さらに強く勾配も上がってきて辛い。8合目からは道路工事が行われており、工事車両を避けな
がらのろのろ上っていく。

8:44 9合目先のシェードでようやく雨宿りができそうなスペースを見つけ、峠まであと少しではある
が休憩する。

ポンチョは被っているものの車の泥はねとしぶきでだいぶ濡れてしまった。
シャツも汗でびしょびしょである。

9:25
日勝峠 標高1,020m
左の未舗装が展望園地に向かう道だが、この天気では探索する気にはなれない。
写真を数枚撮りすぐに出発。



1979年 大学2年時

日勝トンネルを抜けると濃霧である。
体が冷えぬようTシャツを着替えたいが雨を凌げる場所がない。冷えないようにスピード
を抑えてゆっくりと下っていく。ブレーキを握る手がしびれてくる。
晴れていれば展望台から壮大な十勝平野を眺められたのだが残念。
昼食は清水ドライブインでと思っていたが、まだ時間も早く、ずぶ濡れ状態でお店に入る
のは気が引けたのでスルーし、一気に十勝清水まで走らせる。
十勝川を渡るころにはだいぶ小雨となる。

10:25 美蔓パノラマパークの東屋にて休憩
ポンチョや服を乾かしているうちに雨が止んだ。



11:34
美蔓の丘を越え、鹿追のセイコーマートにて昼食。メニューはHOT CHEFのかつ丼
店先で食べているうちにまた雨が降り出す。
道道を使って上士幌を目指す予定であったが、走行途中で地図を見る余裕がないのでこのまま
国道274号線を進むことにする。再びポンチョを被って出発。
瓜幕の交差点まで北上する直線道路はゆるい上りとなる。見た目は平らな感じなのにペースが
上がらないので疲労感が倍増する。

13:03 道の駅「瓜幕」にてカーサイクリングの方に出会う。
大雨の釧路から雨を避けてこちらまで自転車を積んできたのだが、こちらも雨なので今日はこの
まま士幌まで行き、しほろ温泉に入って車中泊するとのこと。車、便利だな〜
道の駅を出て東に方向をかえた直線道路はゆるい下り坂+追い風で気持ち良く走ることができた。

13:43 東瓜幕パーキングエリア。東屋が見えたのでついつい雨宿りしてしまった。

地図を確認すると、この先道道337号線を使用するのがわかりやすくてよさそう。

展望台からの眺め

国道274号線から道道337号線に入ると、再びゆるい上り勾配でスローペースとなる。

14:58 豊岡見晴台
道道337号線が東に方向を変える交差点にあるパーキングエリア
北海道らしい風景である。


15:15
道道337号線を進むと上士幌町航空公園キャンプ場に到着する。
なにやらイベントが行われているようである。
とりあえず街中の様子を確認すべくキャンプ場を通り過ぎ町内を散策する。
セイコーマート、温泉の所在を確認しキャンプ場に引き返す。

15:50 上士幌町航空公園キャンプ場(\500) 走行距離116Km 獲得標高1,315m
8日〜11日まで北海道バルーンフェスティバルが開催されているが今日は悪天候で飛ばなかった
とのこと。ちょうど小雨となったところでテントを張る。
濡れたバッグ類を整理しているうちにまた雨脚が強くなる。
これではコンビニも温泉にも行く気になれないので、今日は晩酌なしでレトルト牛丼のみとする。
体はボディーシートですっきり。昨日の洗濯物も乾いておらずもう着替えがないので明日はコイン
ランドリーを探しながら走ることとする。
19:00 雨音を聞きながら就寝。

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4日目 8月10日() 曇

上士幌町航空公園キャンプ場〜(国道241)足寄〜(道道949)オンネトー〜(国道241)阿寒湖畔キャンプ場
走行距離102Km 獲得標高1,253m
コースマップ http://yahoo.jp/wRKv1t

4:00 起床
明け方までパラついていた雨も止んで曇り空
朝食はいつものわさび茶漬け
今日はバルーンが飛ぶらしく5時過ぎから会場のアナウンスが聞こえてくる。
フライシートの水滴を払い落としテントを片付け、出発準備をしているとバルーンがそろそろ
飛び始めるようだ。

このキャンプ場もゴミ捨て場があるのでゴミを片付けすっきり。

出発前にちょっと見学


6:18
出発

上士幌から国道241号線に入り丘を登ると広々とした風景が現れる。



7:20
芽登から一旦谷間に下り、道の駅「足寄湖」

8:00
道の駅から丘を越えて足寄に下る。足寄のセイコーマートにてお昼ごはんの鶏五目おにぎりと
アンドーナツを購入。コインランドリーがあるか聞いてみると今年6月にオープンしたばかり
のコインランドリーがあるとのこと。
それは廃線となった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の足寄駅の少し先にあった。
早速3日分の着替えを洗濯する。料金は\800とちょっと高いが50分で乾燥まで自動でやってくれる。
ついでに駐車場の脇の手すりでテントとフライシートを乾かす。
たまたま居合わせた方が自転車乗りの方だったので自転車談議で時間をつぶす。
螺湾から道道664号線でオンネトーに向かうと言うと、昨日はかなりの雨が降ってあちこちで
土砂崩れが起きているので危ないのではとアドバイスされた。
オンネトーまでの27Kmのうち最後の5Kmが未舗装でここが危なそうなのだが、もしこの未舗装
部分が通れないとなるとう回路がないため、また国道まで戻って上りなおさなければならない。
これはしんどいのでここは冒険せずに国道241号線を上って道道949号線にてオンネトーを往復
することとする。

9:30 復元された足寄駅の裏側のツルハドラッグにて防水スプレーを購入し、フロントバッグ、
サドルバッグ、テント用のスタッフバッグに吹き付けて出発。

10:34
螺湾 道道664号線分岐
ちょっと悩むがやはりリスク回避で国道241号線で上って行くこととする。

ゆるい勾配を淡々と上って行く。時々差し込む太陽と湿気で蒸し暑い。
道や景色は北海道なのだがどうも空気が北海道らしい爽やかさがなくすっきりしない。

途中、上足寄のスタンド脇の商店で大学生の自転車グループが休憩していた。
彼らはこれから足寄に下り、コインランドリーを探すとのことなので先ほどの
コインランドリーを紹介する。

12:03 茂足寄パーキングエリアにて昼食
パーキングエリアを過ぎると徐々に勾配もUPしてくる。

12:50 オンネトー分岐

道道949号線に入るとさらに勾配はUPする。
汗だくになりながらのろのろ上って行く。

ようやく雌阿寒温泉まで上る。標高は718mと国道241号線の足寄峠よりも高所。
ここから少し下ってオンネトーへ

13:28
オンネトー 標高640m

雌阿寒岳・阿寒富士は雲に隠れて見えない。
学生の時はきれいに見えたのに残念。

1979年 大学2年時



13:58
道道949号線を引き返し、せっかく稼いだ標高を一気に失い国道241号線に復帰。
復路の下りなので思いっきり飛ばしてみる。Max.62Km/h

足寄峠の少し手前で一旦下りとなるので峠と間違え写真撮影。

14:20
こちらが足寄峠(標高645m) オンネトー分岐から5Km

1979年 大学2年時

峠を少し下って国道240号線に合流し、阿寒湖に向けて下る。

14:50 阿寒湖畔キャンプ場(\630) 走行距離102Km 獲得標高 1,253m
早速テントを設営し、フライシートに防水スプレーを吹き付け雨対策。
街中の「まりも湯」(\500)でじっくり温泉に浸かって脚のマッサージ。
その後、セイコーマートにて定番晩酌セット(ビール・カラアゲ・プチサラダ)を購入。

明日の宿泊予定地は屈斜路湖の和琴湖畔キャンプ場で60Km程度の休養日設定。
疲れもだいぶ溜まってきているので脚の状態と天気が良ければ900牧場や摩周湖に行くことにする。
今日は晩酌のみで18時には横になるが、19時ごろから大雨となりなかなか寝付けない。
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5日目 8月11日() 曇り

阿寒湖畔キャンプ場 〜(国道241)弟子屈〜(国道243)和琴半島湖畔キャンプ場
走行距離61Km 獲得標高545m
コースマップ http://yahoo.jp/vT7Z_p

4:00
起床
昨夜の大雨は止んでいる。室内への浸水はなかったもののフライシートの縫い目からからテント
本体への雨漏りが若干発生。防水スプレーの効果はあまりなかったようだ。
朝食はコーヒーと足寄で買ったアンドーナツ。
体の疲れもまだ残っているし、予報では天候も良くないようなので、900牧場や摩周湖は
弟子屈まで下りた時の気分・天候次第ということで、フライシート、テント、自転車カバー
を乾かしながらゆっくり出発準備。
キャンプ場の受付前で自転車の調整をしている方とお話をしてみると親子でのツーリングとの
こと。うちも男の子がいたらなぁと思いつつ、先日筑波山を大学生と走った時の脚力の差を思
い出し、やっぱり1人が気楽でいいかな・・・なんて思いなおすのであった。
自分も自転車のネジの緩みをチェックし、チェーンに少し注油。

6:35
このキャンプ場もゴミ捨て可能で便利。まだ乾ききれていないテントを積込み出発

時折、日差しがでるものの霧もでていてすっきりしない天気

国道240号線との分岐からは上り坂となる。
朝早いので交通量も少なく、静かな道をゆっくりと上って行く。


7:43
双湖台
手前のペンケトーは見えるが奥のパンケトーは木々に隠れて見えません。

1979年 大学2年時

8:04
双岳台
晴れればここからは雄阿寒岳と雌阿寒岳の両方が見えるのだが、雲が低く見ることはできなかった。

双岳台のあたりがピーク地点(標高750m)となり、ここから弟子屈までは24Kmにおよぶ下り坂

ウインドブレーカーの上を着て出発するが霧がでていて寒いので下のウインドブレーカーも着込む。

途中、霧雨となり視界の悪い中での下りとなるが日勝峠の雨中の下りと比べれば快適なダウンヒル
である。
九十九折れを過ぎ、直線道路になるとペダルをまわさないと進まないほぼ平坦な道になる。
雨も止んでまたムシムシとしてきたのでウインドブレーカーを脱ぐ


9:17
弟子屈の市街地を抜け摩周駅に到着

鉄道路線は廃線が多い中、ここはまだ釧路本線が走る現役駅。
天気はあいかわらずどんよりとしており景色は期待できない。脚も疲れているので900牧場、
夕陽が丘展望台はパスすることとする。
昨晩は晩酌のみで朝もアンドーナツ1個だったのでおなかが空いてきた。

9:37 線路をまたぎ、国道243号線に出て摩周湖に向かう道道52号線の交差点にあるセイコーマート
にてブランチとする。
店外に椅子とテーブルが用意されていたので地図を広げてHOT CHEF ピリカラマーボ丼を食べな
がら今後のコースを検討する。
景色が期待できない摩周湖に重いキャンプ車で上る気にはなれず、かといってこのまま屈斜路湖
に行ってもつまらない。と思って地図を眺めていると旅宿「鱒の文字が目に留まる。

「鱒さんのご主人は私の学生時代からのあこがれであるTOEI車のオーナーで現役サイクリス
トである。もし今日泊まることができればTOEI車を見ることができるし、荷物を預けられれば身
軽になるので摩周湖に行ってみる気にもなるカモ。
さっそく電話をしてみようかと思ったがよくよく考えてみればお盆休みまっただ中である。
電話で断れればTOEI車を見ることもできないのでここは直接宿まで行ってみることにする。

摩周湖に向かう道道52号線を横目に国道243号線を「鱒や」の看板を気にしながら直進する。
車だったら見落としてしまいそうな看板を発見し、きれいに舗装された農道に入る。舗装が途切れ
た少し先にネットで見覚えのある建物が出現。

10:20 ドアを開けるとすぐ横にTOEI車が・・・しばし見とれるが気を取り直し声をかけると掃除中の奥様が
出迎えてくれた。やはり今日は満室でご主人も買い出しで不在とのこと。残念
自転車見たさに直接訪れた旨を伝えると、2階に置いてある自転車も見せていただくことができた。
おまけにご主人にも連絡を取っていただきすぐに戻るとのことで広間で待たせていただき、お茶
までごちそうになってしまう。

戻られたご主人と小一時間自転車談議。最新のツーリングパーツで組みあげたTOEIのデモンター
ブルキャンピング車を想像しながらのとても楽しく充実した時を過ごさせていただきました。

11:30 帰り際には自転車のを撮っていただき更に桃までいただき恐縮の極み。
来年はぜひ予約を取って宿泊させていただきます。
(舞い上がってしまい、写真を撮らせてもらうのをすっかり忘れてしまった)

すてきな自転車を拝見し大満足で今日はもう走る気がしない。早くキャンプ場に着いてのんびりする
ことにする。
国道沿いの広大な蕎麦畑。

12:15
和琴半島湖畔キャンプ場(\400) 走行距離61Km 獲得標高 545m
昼過ぎにも関わらず湖畔にはたくさんのテント。ファミリー用と二輪車用は別区画となっていて
まだ二輪車用はいくらか余裕があった。受付を済ませ、まずは湿ったフライシートとテントを乾かす。
テントを設営してからは風呂である。無料の露店風呂もあるのだがゆっくりしたいのでキャンプ場入口
にある湖心荘という宿の温泉(\450)に行くこととする。
まだ日も高いのだがキャンプ場の売店でビールを買ってクールダウンすると睡魔に襲われ昼寝。
目を覚ますともう日が暮れかかっている。テントの外に出ると二輪車区画もいつのまにかテントだらけ
で満杯状態。
眠気覚ましにコーヒーを飲みながら夕食の準備。とはいってもいつも通り米を炊いてのレトルト牛丼。
テントが多く夜はうるさくて眠れないかと思われたが旅慣れた方が多いようでさほどうるさくなく雨も
降らず快適な夜を過ごす。

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6日目 8月12日() 曇り→晴→雨

和琴半島湖畔キャンプ場〜(道道588)津別峠〜津別〜(国道240)本岐〜(道道494)チミケップ湖〜訓子府日出
(道道986)訓子府市街〜(道道143)(道道261)(国道242)留辺蘂〜(国道39)滝の湯「夢風泉」
走行距離130Km 獲得標高1,554m
コースマップ http://yahoo.jp/9TUxqI

4:00
起床
テントを出てみると少し肌寒い曇り空。山シャツを着こむ。
今日は今回の行程の中でもっとも勾配のきつい津別峠に挑戦する。
昨日はしっかり休養をとったのでなんとか展望台までたどり着きたいと思う。
せっかく辛い上りなのでぜひ展望台から屈斜路湖を眺めたいものだ。
わさび茶漬けで朝食を取り、さっさと片付け出発の準備を整える。

5:45
このキャンプ場もゴミ捨て可能ですっきり出発

国道243号線に出て美幌方面に2Kmほど進むと、道道588号線 津別への分岐点

道道588号線に入るとまずは直線の上り坂が待っていた。
山シャツを脱ぎ、タオルを頭に巻いて臨戦態勢に入る。
しかし雲が低く全く山が見えない。もちろん上からも下は見えないのである。
峠に着くころには天気が回復してくれることを願い、いざ津別峠へ

道幅が狭くなって、森に入ると九十九折れが始まる。
カーブでぐぐっと高度を稼いでいく。つらい勾配であるが直線部分ではいくらかゆるくなるので
なんとかがんばって上っていける。


しばらく進むと雲の中に突入する。雨とはなっていないが道路は濡れ、霧が腕毛に白く光る
ようになる。

九十九折れ区間を過ぎ、森を抜けると明るさを感じるようになるが霧は一向に晴れる様子がない。
下界も真っ白で方角さえわからない。


峠近くまで来ると霧は残っているものの路面は乾いている。雲の上に出たようだ。

7:26 津別峠着 標高754m
峠に展望はない。展望台へはさらに2Kmの上りである。

この天候では、屈斜路湖を見るのは絶望的ではあるがここまで来ててっぺんを目指さないわけには
いかない。奇跡を信じて上り始める。

ギアを最終兵器である26X26に落とし、蛇行しながらのろのろと上って行く。

峠から2Kmで斜度がゆるやかになり到着かと思いきや最後にもうひと上り。
7:55 右カーブを登りきり展望台に到着  標高950m

気温が低いので濡れたTシャツを着替え、山シャツとウインドブレーカーを着こむ。

駐車場から屈斜路湖側の展望台までスロープがあったので自転車で上る。

視界は真っ白。しばらく天候の様子を伺ってみたがすぐに回復することはなさそう。
残念ながら屈斜路湖はあきらめるしかない。

バイクツーリングの方も残念そうにこれからのルートを思案中であった。
自転車はまだ上りきった達成感を味わえるだけマシであると感じた。
景色は楽しむことはできなかったが涼しく雨も降らずヒルクライムには好条件であったのだと
前向きにとらえ先に進むこととする。

8:35
展望台を後にし、峠までの激坂を下る。
峠の津別側は屈斜路湖側より勾配がきつく8%12%
油断するとあっという間にオーバースピードとなってしまう。
ブレーキレバーを握る手が痛い。


あっという間に急勾配の下りが終了し上里のT字路に出る。ここから津別市街までの20Km
下り坂。

空も明るくなって気温も上昇しているようだ。
ウインドブレーカーと山シャツをしまう。追い風も味方し快調に進む。

津別に近づくにつれ天気がどんどん回復していく。

津別市街に入ると強い日差しが肌を刺す。

9:52 街中のセイコーマートで週替わり弁当の豚焼肉弁当、プチフレッシュサラダ、青森りんご紅茶と
夕食用のレトルトカレーを買い込む。
津別の展望台は今は晴れているのだろうか・・・、1時間出発を遅らせていたら・・・などと今更どう
しようもないことを考えながらコンビニ脇の日陰に座り込み燃料補給。

腹ごしらえを終え、国道240号線を南下し始めるとゆるやかな上りに加えて向かい風となる。
津別までの快調なペースが一気にスローペースとなる。

11:01 道道494号線分岐

道道494号線に入ると一旦向かい風から解放されるも西向きに方向が変わるとまた向かい風
勾配はゆるい上りではあるが交通量も少なく国道よりは全然走りやすい。

進むにつれてそれまで晴天だった空が曇り空となり、さらに風上の雲は黒い雲である。
曇で涼しくなるのはありがたいが、雨は勘弁してもらいたい。

牧場をすぎるとまもなく道が一気に細くなり、未舗装となる。

11:53
砂利も浮いてなくとても走りやすいフラットダート。

鹿鳴の滝

なんてことはない滝であった。


鹿鳴の滝から勾配が上がる。
トルクをかけてスリップすることのないよう軽いギアに落としクルクルと回して上る。
ほどなくしてチミケップ湖畔に到着する。

湖畔に沿った締ったダートを気持ちよく走る。

12:24
湖畔を半周近く走ったところでチミケップ湖キャンプ場。

2組のキャンパーがテントを張っていた。物静かで心落ち着くロケーションである。


湖を眺めているとゴロゴロと嫌な音が・・・

もう少しゆっくりとしたいところだが、雨が降り出す前に未舗装の山道を越えてしまいたい。
念のためサドルカバーを装着し出発する。


チミケップの湖畔から離れYMCAのキャンプ場を過ぎたあたりでポツリポツリと雨粒が落ち
だしたかと思うと一気にザーザー雨となる。あわててポンチョをとりだす。
舗装道路となりこのまま舗装かと思ったがそうはいかない。

再び未舗装路にはいると勾配がきつくなる。ポンチョを被っているので一気にオーバーヒート
となり汗が噴き出す。
ギアを26X26に落としスリップしないよう砂利の浮いていない部分を選んで慎重に上って行く。
雨脚は強いが木々のおかげで直撃は免れる。

なんとかピーク地点を越えて下りに転じる。滑りやすい路面をゆっくり下る。
川沿いまで下りると舗装路になりほっとする。

13:42 広い舗装道路にでて道道986まで下りてくると高架橋が現れたので雨宿りする。
ちょうど近くで作業している方がいたので聞いてみると建設中の北見と足寄を結ぶ高速道路
の高架橋であるとのこと。完成は50年後とのことでお互い生きてはいないなぁと笑う。
ダンプカーがひっきりなしに往来している。
雨もほとんど止んだのでポンチョを脱いで出発する。

道道986号線で訓子府の市街に入ると再び雨脚が強くなる。
道道143号線に入り常呂川と道道50号線を横断し、台地に上ると広々とした田園風景が広がる。

振り返り訓子府市街方面

空は青空の部分もあり時折日差しが出る一方、雨も降ったり止んだりでポンチョも
着たり脱いだりと忙しい。

道道261号線に入ると日差しが出ると雨、日差しが隠れると雨が止むといったやっかいな
空模様となる。

国道242号線に入りキャンプ場まで5Kmとなるも標高差120mほどの丘越えが待っていた。
きつい勾配ではないのだが疲れて脚に力がはいらない。よろよろとなんとかピーク地点までたどり
つく。2Km下れば八方台森林公園キャンプ場なのだがまだ雨も止んでおらず津別峠とダートの山越え
の疲労感でテントを張る気にならない。

15:35 とりあえず国道39号線まで下り、セイコーマートで雨宿りしながら地図とにらめっこ。
Tシャツの替えも後1枚となり洗濯もしたいし温泉にも入りたい。今日はキャンプをあきらめて宿を
探すことにする。
まずは留辺蘂駅まで行って聞いてみると宿泊施設は温根湯温泉まで行かないとないとのこと。
宿泊するなら日没まで走れる。ちょうど小雨になったのでポンチョを脱いで国道39号線を西へ8Km
の温根湯温泉を高速で通り過ぎる車の水しぶきを浴びながら目指す。

16:29 温根湯温泉街に着いたが観光案内所が見当たらない。道の駅「おんねゆ温泉」に行ってみるとパンフ
レットがあったので見てみると温根湯からさらに8km先の滝の湯温泉が目に留まる。
さっそく「夢風泉」という宿に電話をしてみると素泊まりならばOKとのこと。
温根湯から先はお店がなさそうなので、街中のAコープで\50,\100引きとなっている見切り品の中
からいなりずし、明太子風味の冷製パスタ、ツナとコーンのミニサラダ、朝食用におにぎり2個と
ビールを買って宿に向かう。

17:29 滝の湯「夢風泉」着(\3,800) 走行距離130Km 獲得標高1,554m
受付を済ませ荷物を部屋まで運びこむ。自転車は玄関内に置かせていただけたので今晩は自転車
カバーは出番なし。
まずは浴衣に着替えて洗濯開始。その間に温泉で汗と車の水しぶきにまみれた体を洗い、ゆっくり
温泉に浸かって疲れた脚をマッサージ。さっぱりして風呂を出るとちょうど洗濯が終了していたの
で乾燥機へ。乾燥時間は80分なので部屋に戻って夕食にする。ビールはちょっと温くなってしまっ
たが久しぶりにテレビを見ながらゆっくり食事をとる。
ポンチョを乾かし荷物の整理をしながらテレビを見ているとようやく乾燥終了の時間となる。
ほかほかの衣類をたたんでサイドバッグに詰め込む。
天気予報では天気は回復傾向ではあるが朝は雨が残るとのこと。
予定より20Km程度先に進んでいるので朝は少しゆっくり出発できる。明日は濡れない1日となる
ことを願いながら20時過ぎに就寝。
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7日目 8月13日() 雨→晴れ→曇り

滝の湯「夢風泉」〜(国道39)石北峠〜大雪湖〜(国道273)三国峠〜糠平 国設ぬかびら野営場
走行距離98Km  獲得標高1,327m
コースマップ http://yahoo.jp/vuuPpd

4:30 起床
雨の音で目が覚める。結構降っている。
テレビの天気予報でも「ムシムシ北海道」でしばらくは不安定な天候が続くとのこと。
こればかりはどうしようもないので、回復してくれることを願いながらおにぎりで腹ごしらえ。
電気ポットでお湯を沸かしコーヒーを飲みながら天気の回復を待つ。
6:00 雨音が聞こえないぐらい小降りになってきたので荷物を玄関に移動し出発の準備を整える。
6:30 ポンチョを被るほどではないくらいの小雨となったので出発。

10分程度走ったところで雨が大粒になってくる。やっぱりだめか
ポンチョを被って再出発。
7:45 山道に差し掛かるあたりで雨宿り休憩


いくらか雨脚が弱くなってきたので出発する。
大きな右カーブをすぎると勾配が上がってくる。小雨になってきたのでポンチョを脱ぐ。

徐々に天候は回復しているようで空も明るくなってきた。
2合目を過ぎると登坂車線との2車線道路となり路肩も広く走りやすくなる。


峠付近は雲が低いが雨とはなっていない。

9:11
石北峠 標高1,050m



1979年 大学2年時

休憩していると天気はどんどん回復し日差しがでてきた。
濡れたポンチョをバタバタと払いながら乾かす。それにしても日差しが刺すように痛い。
雨も辛いが上りでこの天気であったら更にきつかったと思う。

大雪湖に向けての下りは直線的で勾配はゆるやか。途中1.6Kmの武華トンネルを抜け
しばらく進むと大雪湖が見えてくる。


大雪湖ダム

10:16
国道273号線分岐
大雪湖の上空だけ青空が広がっている。

ここからしばらくは湖に沿ったアップダウンの道となる。湖は見えない。

湖を離れると三国峠へのアプローチが始まる。
勾配はゆるくなかなか本格的な上りとならない。このままだとの峠の手前でどれだけきつく
なるのだろうなどと思ってしまうが、大雪湖の標高が800mあるので300m10Kmかけて上る
計算となり平均斜度は3%なのである。


じわじわ上がって行くと徐々に雲が多くなってくる。
また峠は霧の中で視界0なのではと不安になる。

最後の1Kmはさすがに勾配も上がったが道内最高所の峠道という感じは全くしない。

振り返り勾配を再確認。やっぱり大したことはない。

12:05
トンネルを抜けて三国峠パーキングに到着 標高1,139m

晴れ間はすっかりなくなり雲が頭上近くまで迫ってきているが下界の眺めは良い。


層雲峡から1組、糠平からも1組、学生の自転車サークルが上がってきている。
大雪湖付近でもソロのサイクリストとすれ違った。今日はよくサイクリストに出会う。
自分は学生時代にはこの道を走ったことはなかったのだが当時はまだ未舗装でかなりハード
なコースであったと思う。
今は50過ぎのおじさんがキャンプ装備でも越えられる走りやすいコースとなっている。
学生さんにとっても合宿にはちょうど良いコースなのであろう。

山シャツを着て下り始めると目に飛び込んでくるのが樹海に浮かぶ松見大橋。
ネットで「樹海と松見大橋が織り成す美しい眺め」というコメントを見かけるが、
自分は樹海の中に未舗装道路が見え隠れする風景の方が好みである。
学生の時に走っておきたかった道である。

上がってくるサイクリスト達にエールをおくりながらゆっくりと下って行く。
松見大橋は空中を走っているような感覚になり高所恐怖症の自分は背中をぞくぞくさせながら
廻りの景色を楽しむこともできず道路の中央寄りを前方注視で通り過ぎる。

松見大橋を過ぎると樹海を分断する直線道路となる。
下り勾配ではあるが向かい風なのでペダルを回さないと進まない。

13:00 三俣山荘にて昼食
今日は1日コンビニのない道である。昼食をとれる場所は三国峠の休憩所かここの2カ所のみ。
糠平までは残り20Kmの下りで天気も落ち着いている。いつもコンビニ食を店先であわただしく
すませているので今日はビーフライス(\1,000)をゆっくり味わいながらいただく。

再び樹海の道を進んでいくと廃線となった士幌線のアーチ橋が出現する。
いくつかのアーチ橋が廃線から30年以上経った現在も文化財として残されている。
こちらは第五音更川橋梁。

14:05 タウシュベツ川橋梁は国道から徒歩200mの展望台から見ることができる。
糠平湖の水位により見え隠れする幻の橋である。

糠平市街の手前3kmから数回の短いアップダウンをクリアするとT字路に出る。
右折は明日走る予定の幌鹿峠に向かう道道85号線。
左折すると下り勾配の国道沿いに糠平温泉郷が現れる。国道の両側に温泉宿が落ち着いた感じで
並んでいるのを眺めながら進むとわずか300mで町はずれとなってしまうこじんまりとした温泉郷
である。

14:50 国設ぬかびら野営場(\350)  走行距離98Km 獲得標高1,327m
白樺の林の中のひっそりとした感じのキャンプ場で、土盛りされている場所にテントを張るのだが
多くが採石交じりの砂利が敷いてありペグが通らない。奥の方は土盛りだけなのでこちらにテント
を張る。
荷物を降ろしてフロントバッグにタオルと着替えを入れ、国道からキャンプ場への脇道のところに
ある「ひがし大雪自然館」という立派な建物で日帰り入浴できる温泉宿(ほとんどの宿が入浴可)
や商店(国道沿いに1軒のみ)の情報を聞いてまずは糠平温泉ホテル(\500)へ。
貸切状態でのんびりとお湯に浸かって疲れを癒す。
帰りに寄った大和商店はコンビニのような惣菜はなく保存食中心の品ぞろえ。学生時代の頃はお店
といえばこんな感じだったなとなつかしく感じる。今日はビールとチーカマ、サラミで晩酌とする。
メインディッシュはレトルト牛丼

雨が降らないことを祈りながら19時に就寝

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8日目 8月14日() 曇り

国設ぬかびら野営場〜(道道85)幌鹿峠〜然別湖〜瓜幕〜(道道593)岩松 〜(道道718)屈足〜(道道75)新得
(国道38)狩勝峠〜幾寅〜(道道465) かなやま湖畔キャンプ場
走行距離113Km  獲得標高1,330m
コースマップ http://yahoo.jp/KOfe8V

4:00
起床
曇り空ではあるが雨が降り出すような感じはなく一安心。
残り飯+わさび茶漬けでまずは腹ごしらえ。
2日目から続いた峠巡りも今日で一段落。なかなか景色を楽しむことができていないので今日は
なんとか絶景を見たいものだ。
5:40 出発
今日はキャンプ場からいきなり上り坂である。
ゴミは持ち帰りなのでサドルバッグにぶら下げて出発。

温泉街を抜けて道道85号線に入るとすぐに九十九折れの本格的な上り坂となる。
雰囲気は津別峠の上りと似た感じである。



冬場は通行止めとなりぬかびら源泉郷スキー場のコースとなるようで森が切り開かれていたり
リフトが横切ったりする。

九十九折れ区間を抜けると霧が発生。直線的な道で勾配もおちついてきたのでそろそろ峠かと
思いきや再びカーブとなりリフト乗り場やゲレンデが横切る箇所が増える。

途中糠平湖を望めるらしい場所もあったが霧で何も見えない。
どうも今年は景色を楽しむことは無理なようだ。

7:00
スキー場のコースを抜け山の斜面に沿ってしばらく走ると幌鹿峠に到着 標高 1,081m



ここから然別湖までは10Kmの下り。

最初は斜面に沿って下って行く。

左ペアピンカーブで川沿いの道となると勾配はかなりゆるくなる。


然別湖北岸野営場を過ぎると湖畔にでて木の隙間から然別湖が見えるようになる。
道が狭くなりブラインドコーナーから車が飛び出してきてヒヤっとする。
一方通行だとでも思っていたのだろうか。こちらが車だったら確実に事故っている。

雰囲気は良いのだが舗装が荒れているし車がいつ飛び出してくるかわからないので落ち着かない。
チミケップが良すぎたせいかどうも見劣りしてしまう。

7:53
然別湖温泉着

立派なホテルや遊覧船があって一気に観光地の雰囲気。


トンネルを抜けて湖畔を離れると白樺峠まで100mの上りとなる。

上りになると霧が発生。

津別峠の時と同じように霧が腕毛に付き白髪になる。

しばらく進むといつのまにか峠を通り過ぎ下りとなってしまった。
霧が濃いので廻りを見渡してもなんにも見えない。
ここから瓜幕まで長い下りとなるのでウィンドブレーカーを着てから下り始める。

下り始めると扇が原展望台があったのでダメとわかっていながら寄ってみる。
晴れていれば広大な十勝平野が望めるはずであるが今日はお休みである。


道道1088号線との分岐までは快適なダウンヒル。霧も晴れて気持ち良く下って行く。

道道1088号線との分岐を過ぎると路面も乾いていて気温も上昇。ムシムシする。
ウインドブレーカーをしまい、ゆるやかな直線下りを走る。

9:07
瓜幕交差点
5日前に雨の中、逆方向の鹿追からこの交差点を右折して士幌に向った。
今日は右折し道道593号線に入る。旅の交点

下り基調の直線的な道である。

途中80m程度の丘に上ると久しぶりに北海道らしい台地の風景となる。





台地を抜けると十勝川まで一気に下って行く。
先にはこれから上る狩勝峠方面の山が雲に隠れてしまっているのが見える。
また霧の中かなと思いながら予想以上に落差のあるダウンヒルを楽しむ。

道道718号線にでる手前の十勝川では川下りをしていた。

9:46
道道718号線岩松
ここを左折して屈足に向かう。

途中、屈足温泉の先あたりに狩勝峠の国道38号線へのショートカットコースがあるのだが
標識が見つからず、また燃料補給基地(コンビニ)もないので遠回りとなってしまうが屈足
の街中のコンビニを目指すこととする。
屈足までは平坦な道で景色が変わらない直線的な道路。黙々とペダルを回す。

10:23
屈足セイコーマート
10Km以上も遠回りしてのコンビニ。完全にコンビニ依存症、セイコーマート中毒である。
とんかつ弁当、青森りんご紅茶に加えて昨日コンビニ無しだった反動であろうかデザートの
アップルパイまで買ってしまった。コンビニの脇に座り込み燃料補給。
燃料補給を終え、糠平野営場からサドルバッグにぶら下げていたゴミを捨てさせていただき
スッキリしてここ数日の峠巡りコース最後の峠「狩勝峠」を目指す。

11:21 道道75号線を経由して国道38号線に入る。一気に交通量が増え路肩の状態が悪く走りづらい。
加えてバイクツーリスト達との手を挙げての挨拶が忙しくなる。

11:42 峠の上り始めにあるパーキングにてトイレ休憩
景色を期待するというよりは雨を心配する天候である。

2合目からは登坂車線が増え路肩も広く走りやすくなる。
24合目は勾配がきつく感じたが5合目あたりからは楽になる。

6合目を過ぎると登坂車線が終了。

8合目からは隧道となる。歩道を走ればよかったのだが機を逃し荒れた車道を走ることとなり、
車を気にしながら必死に走る。

12:57 狩勝峠 標高 644m
体が冷えないようにまずはTシャツを着替え山シャツを着る。

標高が低く雲の下なのでいくらか十勝平野を見渡すことができた。

帯広方向。必死に走った隧道



1980年 大学3年時

十勝平野

富良野方向。

下りはかなりのだらだら坂。

天候も回復傾向で気温も上昇。山シャツをしまう。

落合まで下ってくると晴れ間が出てくる。

14:08
幾寅駅
映画「鉄道員」のロケ地であり駅名は幌舞駅となっていて駅内には映画関係の写真などが展示されている。


街中のセイコーマートにて夕飯のおかずのサラダとわさび茶漬けにも飽きてきたので翌朝の
朝食用にマーガリントーストを買い、道道465号線に入ってかなやま湖に向かう。


かなやま湖が見えてきたが上流側は渇水状態で湖底が露出している状態。


15:00
かなやま湖畔キャンプ場(\600)  走行距離113Km 獲得標高1,330m
家族連れが多いキャンプ場でにぎやか。テントが多く日陰の無い湖畔からは離れた場所に設営する。
まずは過酷な峠巡りを終えた自転車の整備を行う。チェーンや回転部分の汚れをふき取り注油、
フレームやドロヨケの汚れもふき取り、キャリアやドロヨケのネジの緩みをチェック。
後輪タイヤの減りが激しくトレッドが消失しかけている。重い荷物はフロントに集中させているが
やはり体重がかかるリアへの負荷が大きい。ブレーキシューもだいぶ減ってきているのでアジャス
タネジでクリアランスを調整する。
周辺には温泉がなくシャワー施設もないので自分も今日は自転車と同様ボディーシートにて汚れを
ふき取る。
(後で知ったが、キャンプ場の向かいにあるかなやま湖保養センターで日帰り入浴が可能であった)
道路沿いの売店で生ビールを購入しサラダをつまみにして晩酌。夕食はレトルトカレー。
19:00就寝


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9日目 8月15日() 曇り時々晴れ

かなやま湖畔キャンプ場〜(道道465)金山〜(国道237)下金山橋〜(国道38)東山〜(道道253)布札別
(ベベルイ基線)原始の泉〜(道道298)上富良野〜(町道)美瑛〜(国道237)上富良野〜(道道298)
日の出公園キャンプ場
走行距離113Km 獲得標高851m
コースマップ http://yahoo.jp/IqUodf

4:00
起床
空は霞がかかった感じではあるが久々に明るい朝である。朝食はコーヒーとパン。
ここまで天気には恵まれなかったが計画通りのコースを自転車、体共に大きなトラブルもなく
順調に進んできた。今日からの後半戦は特に目的地の設定をしておらず18日の千歳着まで、
天候や脚の状態を見ながらのんびり楽しむ予定である。
今日は富良野・美瑛の観光名所を巡ることとする。

5:45
出発
こちらのキャンプ場はゴミ捨て場があり助かる。
昨日自転車も掃除したので気持ちが良い。

青空で清々しい

かなやま湖畔の軽いアップダウンの道を進む。
金山ダム付近の貯水量。やはり渇水ぎみである。

金山ダム付近から一気に下り国道237号線へ

国道237号線手前 根室本線金山駅で踏切を渡る。

路面が濡れている。この辺は昨晩雨が降っていたようだ。
根室本線に沿った下り基調を気持ちよく進む。

6:40
下金山橋を渡り、右折して国道38号線に入る。
東山まで軽い上り。

6:53
東山で道道253号線に入る。

道道に入り台地に上るとおなじみの田園風景が現れる。

天気が良いと景色もより美しく見える。


交通量も少なくのどかな雰囲気の道で、天気が良いとついつい立ち止まり写真を撮ってしまう。


老節布郵便局を過ぎると道道は左折して進み、もう一段上の台地に上って行く。


平沢の部落に一旦降りた後、麓郷への山越え。

クマ出没情報の看板がありちょっとビビりながら上って行く。

7:56
ピークから一気に下って麓郷に着くと空は曇り空となってしまう。
交差点のAコープで休憩

道道253号線を進み、布札別でベベルイへ右折

ベベルイ基線まで上って行く。

正面に富良野岳・十勝岳を望めるロケーションだがあいにく雲が低く見ることはできない。


ひとしきり上りきると左折してベベルイ基線に入る。

振り返り富良野市街方面

日高方面

ベベルイ基線に入ると追い風となり気持ちよく直線道路を進む。


原始の泉にて水補給。冷たくておいしい
水量は豊富でキャンピングカーやポリタンクを満載した軽トラックが水を汲みに来ている。


基線に戻り、上富良野に向かう

上富良野に近づいてくると森から抜けて左右の展望が開ける。

見えそうで見えない十勝岳。



本幸からは下りとなる。

上富良野の市街地にまっすぐに下る。

このあたりは田んぼが多く見られる。


振り返り十勝岳方面

9:40
道道298号線に合流し、上富良野駅到着
駅内の観光案内所でコインランドリーの場所を尋ねると市内地図をいただき丁寧に説明していただく。

町はずれのコインランドリーに到着するとバイクツーリングの方に出会う。
バイクツーリングの方はガソリンスタンドでコインランドリー情報を仕入れるようだ。
学生時代は白ガソリンのバーナーを使用していたので時々ガソリンスタンドに寄ったりしたが
カセットガスバーナーに変更してからは全く縁がなくなって立ち寄ることも無くなったが確か
にガソリンスタンドは情報収集源として有用である。次に困った時は立ち寄ってみよう。

コインランドリーの所要時間は乾燥を含めると約1時間かかる。
近くにセイコーマートがあったので焼き鳥チャーハンとお茶、プチサラダを購入し、
コインランドリーに戻るとまた別のライダーが洗濯に来ていた、
コインランドリー前で早めの昼食をとりながら情報交換する。
埼玉にお住まいで新潟からフェリーで小樽に上陸したとのこと。新潟からのフェリーは朝早い
時間に到着するので上陸日から1日走れるので都合が良いようだ。

11:20 洗濯・乾燥を終えて出発
午後からは美瑛周遊で特にコースは設定していない。
なるだけ交通量の少ない静かな道を選び走ることとする。
道道298号線から道道353号線に入り町道を北上して美馬牛に向かう。
地図はツーリングマップルのみなので細かい道がわからないのだが勘ピューターを働かせ
脇道に入りこむ。
西3線北道路に入ると未舗装のアップダウン。


アップダウンの連続。


ほどなくして美馬牛に向かう町道に復帰する。


結構交通量が多く路肩がないので走りづらい。

線路沿いから右カーブで丘に上ると早速美瑛らしい田園風景が現れる。


12:14
四季彩の丘
駐車場は満杯状態で賑わっている。
あまりにも観光地化しすぎていてゆっくりする気にはなれず早々に立ち去る。
自分の感じる美瑛の魅力は、農家の営みがたまたま造りだした光景がすばらしく感じられる
ところにあるので、観光スポットとしてとらえられる場所はどうもそのために造られたよう
に見えてしまい魅力が半減してしまう。

丘を駆け下り次の丘へ上る。

観光客で大賑わいの拓真館を通り過ぎ千代田の丘に上る。
のんびり走りたいと思っていたが車も多くレンタサイクルの利用者も多くなにか
落ち着かない。

千代田の丘から三愛の丘までの尾根道からの風景



13:00
三愛の丘




三愛の丘から美瑛の街中へ下りる。
地図を見ずに勘にまかせて走っていると道に迷ってしまう。
美瑛駅の先の道道966号線に左折して入り線路を渡ってパッチワークの路方面に向かうと
ころを右折してしまい白金温泉方面に向かってしまう。
道路標識の白金温泉を見てあわてて地図を見なおす。美瑛の町に下りる時に右に90度曲が
っているのを見落としこのまま進むと美瑛駅に出てしまうと思い右折してしまった。
方向転換して美瑛市街に向かう。

時刻も14:00近くそろそろ宿泊地を決めないといけない。
昨日は風呂に入っていないので入浴施設が近くにあるキャンプ場にしたい。
最寄の白金のキャンプ場までは20Kmの上りである。きついし山は天候が悪そうだったので
上富良野に戻り温泉が近くにある日の出公園キャンプ場に泊まることとする。

パッチワークの路も廻って見たかったが道に迷った精神的疲労とアップダウンで疲れそう
なので、また次回ゆっくり廻ることにして上富良野に向かうこととする。

14:00 美瑛駅近くのセブンイレブンでコーラとアメリカンドッグでエネルギー補給

道に迷う心配のない国道237号線で上富良野に向かう。


かんのファームの花畑

深山峠のアプローチ
交通量はかなり多い。


深山峠 標高288m


15:32
上富良野町日の出公園キャンプ場(\500) 走行距離113Km 獲得標高851m
管理棟近くの平地は満杯状態。傾斜地の平らな部分もすでに占領されている。

自転車を立て掛けられる木のあるところに設置することとする。
傾斜がありちょっと不安定。

近くにフラヌイ温泉があったのだが管理棟にシャワーとコインランドリーがあったので
シャワーを浴びて今日着た服と昼間洗い忘れたTシャツを洗濯する。
今日は傾斜地で風も強くごはんが炊きづらいので近くのセブンイレブンでビール、ぎょうざ、
ラーメンサラダ、ツナマヨおにぎりを買って夕食とする。

夜になるとさらに風が強くなる。
雨にならないことを願いながら就寝

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10日目 8月16日() 曇り→晴れ

日の出公園キャンプ場〜(道道298)富良野〜(国道38)島ノ下〜(道道135)七夜橋〜(国道452)桂沢湖
(道道116)唐松〜(道道917)岩見沢〜(道道6)新篠津 しのつ公園キャンプ場
走行距離120Km  獲得標高814m
コースマップ http://yahoo.jp/M-z1HG

4:00 起床
あいかわらず風が強い。
展望台まで上って天候を確認
まだ夜が明けきっていない上富良野市街

開花時期は過ぎてしまったラベンダー


十勝岳は雲の中



展望台からテントに戻る
朝食はコーヒーと3日前に糠平の商店で購入した天然酵母 北海道クリームパン

5:40
出発
こちらもゴミ捨て場完備。使い切った防水スプレー缶も捨てさせてもらう。


町道を経由して道道298号線へ


富良野まで田園風景の直線的な道。向かい風でペースが上がらない。

6:50
富良野市内のセイコーマートで青森リンゴの紅茶、アンパン、バナナを購入
線路をくぐり富良野駅でトイレ休憩。

国道38号線を北上する。天気も良くなってきている。

7:40
島ノ下で道道135号線に入る。

緩い上り勾配で交通量もさほど多くなく走りやすい感じの良い道。



8:20
富芦トンネル
2728mと結構長いのでテールランプを点滅させて突入する。

トンネルを抜けると国道452号線まで下りとなる。


道道135号線は富良野−美唄線という名称だが未開通である。
左折して国道452号線(夕張国道)に入る。

小さいアップダウンを繰り返しながら上って行く。勾配はたいしたことはないのだが蓄積した
疲労と向かい風でスローペースとなる。

9:18
三段滝



下流側


両側に木々が生い茂る道であるが時折開けた場所がある。
こんな山の中にも蕎麦畑が。



芦別市と三笠市の境である三芦トンネルでようやくピークとなり桂沢湖までの下りとなる。

10:40
桂沢湖で道道116号線に入る。
最初は国道452号線で夕張まで行って石炭の歴史村ファミリーキャンプ場に泊まろうと思って
いたのだが調べてみると運営先未定のため休止中とのこと。
他のキャンプ場が近くにはないので今日は岩見沢に下りてキャンプし、明日夕張を散策するこ
とにする。

桂沢湖 この時期北海道のダム湖はどこも貯水量が少ないのだろうか。
展望パーキングのベンチでおにぎりとアンパンで燃料補給


三笠温泉まで下り、道道917号線に入る。
11:40 廃線となった幌内線の唐松駅

三笠市本町で道道1129号線にはいり幌内の三笠鉄道村に向かう。
かつては炭鉱で栄えた名残りの炭鉱住宅。まだ使われている部屋もあるようだ。


12:10
三笠鉄道村








道道1129号線を引き返し、道道917号線の交差点にあるセイコーマートで休憩。
ソフトクリームを食べているとパラパラと雨が落ちてくるがすぐに止んで晴れ間が出る。
道道917号線を岩見沢に向かって進む。

振り返り、桂沢湖方面

道央自動車道をくぐり、陸上自衛隊岩見沢駐屯地を過ぎ、国道12号線を横断。

13:35 岩見沢駅
あまり人通りもなく無駄に立派な建物のように思えた。
周辺にはいくつかキャンプ場があるので観光案内所で情報をと思ったが駅にはないようだった。
今日こそはゆっくり温泉で体を癒したいのでツーリングマップル記載の温泉が隣接している
しのつ公園キャンプ場に泊まることとし出発。

道道6号線に入り函館本線を超えると追い風となる。
かなり風が強く30Km超のスピードで走行する。

北村赤川の交差点で町道に入ると今度は強烈な向かい風となりスピードは15Kmまで落ちる。


道道81号線に入り石狩川を渡る。

14:42
新篠津 しのつ公園キャンプ場(\1,300)  走行距離120Km 獲得標高814m
温泉がすぐそばにあり便利であるが\1,300はかなり高い。温泉などに使用できる割引券\300円分
をもらえたものの設備もほかのキャンプ場と変わらずおまけにゴミは持ち帰りときた。
やはり風がかなり強い。しっかり張り綱を張ってテントを設置する。

ファミリー向けのキャンプ場で家族連れで賑わっている。
さっそく3日ぶりの温泉「しんしのつ温泉アイリス」(\400-\300=\100)へ向かう。
やっぱり温泉は気持ちが良い。疲れてこわばった体がほぐされていく。

温泉でさっぱりした後はやっぱりビールが飲みたくなる。
往復3.5Kmのセイコーマートでビール、こんがり焼きチキン、プチサラダ、マカロニサラダを購入。
せっかく温泉でさっぱりしたので汗をかかぬようゆっくり走る。

夕食はレトルトカレー。
天気予報では天気は下り坂で明日は雨の予報だ。
ここ数日はなんとか雨の中を走らないですんでいたが道内は相変わらず天候不順が続いているようだ。
雨にならないことを願いながら就寝するが、夜中雨の音で目が覚める。
あわててもしかたがないのでとりあえず雨漏りチェックし寝なおす。
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11日目 8月17日() 雨→曇り→雨

しのつ公園キャンプ場〜(道道81)上幌向〜(国道12)岩見沢〜(国道234・道道38)夕張〜(道道3)角田
(国道234)栗山公園キャンプ場
走行距離84Km 獲得標高863m
コースマップ http://yahoo.jp/HSTKIk

4:00
起床
やはり雨である。雨風ともに強くフライシートを開けることができない。
とりあえず前室でお湯を沸かしわさび茶漬けで朝食
この旅も今日・明日の2日で終了する。明日の夕方に千歳駅前のエアポートホテルに着けば良い
ので特に無理をして雨の中を走る必要もない。
とはいえ1日中テントの中でウダウダしているのも嫌なので荷物をまとめて屋根のある炊事場に
自転車と荷物を移動する。

5:30 風が強く雲の流れも速いのでお湯を沸かしコーヒーを飲みながら天気の回復を待つ。

6:00 小雨になったタイミングでテントを炊事場の近くまで移動し水滴を払い落とし片付ける。
他のコースも考えてみたが雨の中も走り慣れていることだし夕張は一度見てみたかったので予定
通りに進むこととする。

6:53 まだ少し雨が残っているのでポンチョを被り出発する。
道道81号線に出てセイコーマートに立ち寄る。昨日のゴミを捨てさせていただき、昼食用のパン
おにぎり、バナナ、青森リンゴの紅茶を購入する。

道道81号線を南下すると強烈な横風&向かい風である。ポンショは風でバタバタするしめくれ
たりして役に立たない。10分走ったところで幸い雨も止んできたのでポンチョを脱ぐ。

上幌向で国道12号線に入る。今度は追い風となり楽になるが、交通量が多く車の水しぶきが
メガネにかかり視界を遮る。

8:10
岩見沢で国道234号線に入り高速のインターチェンジを過ぎたところで道道38号線に入る。
雨は止んで交通量も減り落ち着く。


萩の山市民スキー場の先を右折し、山越えで夕張に向かう一本道に入る。

時折日差しも出るほど天候は回復してきた。
途中のバス停で小休止し、ポンチョとフライシートを乾かす。

今回の旅ではよくバナナを買う。1本単位で買えるので非常食に都合が良い。

ゆるい上り勾配の道を淡々と進んでいく。
途中の美流渡の集落にはなつかしいコンビニ スパーがあった。
スパーとホットスパーとは別のようでココストアには変更されていない。

9:40 毛陽温泉メープルロッジ付近は道路幅も広く路肩・歩道も整備され、りっぱな交流センターまで
建っていた。毛陽町はリッチなのだろうか?
何軒かの果樹園を過ぎ毛陽町を抜けると歩道・路肩はなくなり道は一気に細くなる。

一旦谷に下りて、万字の集落にぐっと上ると今までとは別世界。

炭鉱住宅が残る寂れた感じの集落である。

10:00
万字


万字小学校跡

万字を過ぎると本格的な上りとなる。
車はほとんど通らずひっそりとしていてクマがでてきそうな感じの道である。

湿度が高く汗だくになりながら直線的な道をゆっくりと上って行く。


九十九折れ区間に入ると谷側が開けるが曇り空で良く見えない。


11:20
夕張市に入る。 標高700m

尾根つたいに1Kmほど進むと丁未風致公園がある。
かつてはキャンプ場であったようだが現在は閉鎖中のようである。
ここから夕張市街への下りとなる。

九十九折れで一気に高度を落としていく。



石炭の歴史村
施設はいろいろと見えるのだがどれも稼働していないようだ。

11:20
キャンプ場も閉鎖中で入口にはバリケード

旧北炭夕張炭鉱の煙突には「夕張希望の丘」と書かれているが周辺の荒廃した景色を見ると
もの悲しい感じがする。

廃校となった小学校を利用した宿泊施設「ファミリースクールふれあい」こちらも2006年に
閉鎖された。

経営破綻したとはいえここまで荒廃しているとは思っていなかった。
ちょうど雨がポツポツと降り出したので石炭の歴史村内で運営されている様子のゆうばり化石館
に寄ってみる。アンモナイトなどの化石が展示されていた。
すぐには止みそうもないので外の屋根があるところでおにぎりを食べる。
11:50 徒歩で数分のところに石炭博物館があり運営中のようだったので行ってみる。
入場料\1,200で見学所要時間50分とある。50分はちょっと長いので引き返す。

化石館に引き返すが雨が止む様子はない。
ここにいてもつまらないので夕張駅まで下ってみることにする。ポンチョを被り出発。
少し走るとそれまでの荒廃した雰囲気とは真逆のホテルシューパロが目に入る。
ホテル脇からは商店街へのキネマ街道に入ってみる。各商店には映画看板が掲げられているが
なにかとってつけたような感じでしっくりこない。
雨も強くなってきたのでさっさと走り抜ける。
夕張市役所をちらっと横目に伺いながら国道38号線に戻る。
ちょうどセイコーマートがあったので雨宿りしようと思ったが風向きが悪く雨を凌げそうもない。
それでは夕張駅でと思いきやこちらは観光客やバイクツーリストの集団がいたりしてこれまた
休めそうもない。

12:42 しかたがないので夕張メロン直売店の並ぶ国道を下って行き鹿ノ谷の交差点で左を見ると
ちょうど駅が見える。前室があり無人のようなのでここで雨宿りとする。

ここで今後のコースを確認することとする。
明日も天気予報は雨なので今日は札幌近くのキャンプ場に泊まり、明日雨の場合は札幌見学、
天気が回復するようだったら支笏湖に行くこととする。

だいぶ小降りになってきたので出発する。

道道3号線に入りトラックの水しぶきを浴びながら下っていると急に後輪がスリップした。
なんとか態勢を立て直しながら減速するとどうやらパンクのようだ。
こんな雨の中でと周りを見渡すと200mくらい先にバス停の小屋があったので路肩をとぼとぼと
自転車を押して行く。
13:25 富野バス停

荷物を降ろして、後輪をはずしてチェックしてみると確かにガラス片が刺さっている。
接地面のトレッドは完全になくなりツルツルである。

タイヤを外そうとするとスポッとリムから外れてしまった。アレ?
とりあえずタイヤに刺さっている破片を取り除きタイヤの内側をぐるっとチェック
穴は小さいのでタイヤの補修はせずチューブ交換を行うこととする。

それにしてもツーリング中のパンクは何年振りだろう。北海道でのパンクは記憶がない。

新しいチューブに交換しタイヤをはめていくと??? 簡単に手ではまってしまう。
こんなに柔らかかったっけと思いながら空気を入れていくとバン!えっバースト!?
チェーブを噛んでしまったかと思って見てみるとタイヤがリムから外れてチューブがはみ
出している。タイヤをちゃんとはめてなかったと思い空気を抜いてタイヤをはめなおして
みるがどうもリムへのかかりが悪い。今度はタイヤの状態を見ながら空気を入れていくと
圧が上がるにつれてタイヤが浮いてきてしまう。
ようやくタイヤがおかしいことに気付くが対処方法が思い浮かばない。

いつのまにか雨が上がって日差しがでている。バス停の中は猛烈に蒸し暑くなる。
今日は最寄りのキャンプ場に泊まってじっくり修理することにして地図を確認する。
最悪走れなくなることを考え、鉄道が近くを通っている栗山公園というキャンプ場に向かう
ことにする。

おそるおそる走り出すとゴツゴツとお尻に振動が伝わってくるがなんとか走れる。
時速15Kmでゆっくりと段差に気をつけながら進む。
角田で国道234号線に入るとまた小雨がぱらついてくる。

15:10
栗山公園キャンプ場(\100) 走行距離84Km 獲得標高863m
公園ではイベント開催中で賑わっている。受付に行くとこのキャンプ場は予約制で今日は
満員とのこと。がっかりしていると別の係の方が今日は1組キャンセルの連絡があったと
のことでめでたく宿泊OK。ゴミは持ち帰りであるが料金は\100と格安。
テントサイトは区画されていて指定場所となる。ちょうど屋根つきのバーベキューコーナー
のすぐ横だったので修理するのには都合が良い。

昨日からの雨で地面がかなり濡れている。テントも乾いていないので床浸水が心配。
使用しているテントは山岳用で軽量コンパクトなのは良いがその分防水性は劣る。
通常はグランドシートの上にテントを張るのだが荷物になるので持ってきていない。
なんとか今日1日だけ耐えてほしい。それよりも今はタイヤの修理だ。

テントを設営し荷物を降ろしさっそくタイヤの修理である。走りながらあれこれと考えては
見たものの全く解決策が浮かばない。
とりあえずもう一度タイヤをはずしてリムを確認してみる。リムには異常はなくブレもない。
チューブも新品で問題はない。やっぱり原因はタイヤである。使用しているタイヤは軽量化
のためにビードが樹脂でできておりどうやらこの部分が伸びてしまっているようだ。
下り坂でのパンクで急には止まれずしばらく走り続けてしまったせいかもしれない。
使用しているタイヤは650Bという規格で普通の自転車店には置かれていないものだ。
なんとか明日1日走れる状態にしたい。
チューブとタイヤをセットして浮いてくる部分を抑え込みながら空気を入れていく。
先ほどより少し圧を上げた状態で自転車に装着し走らせてみる。やはりゴツゴツ振動がくるが
前よりは落ち着いている。(荷物を載せていないせいかもしれないが)
ついでに近くのセブンイレブンでビールと餃子を買って帰る。
明日は最終日。なんとかこの状態で千歳まで辿りつくしかない。これが旅の初めであったらと
思うとぞっとする。

自転車は念のためカバーを被せて屋根つきのバーベキューコーナーの端に置かせてもらう。
テントに戻りボディーシートで体を拭いて着替え、晩酌&夕食 最後もレトルト牛丼。
明日の予報も雨。晴れたら札幌経由で千歳、雨だったら千歳直行である。
ちょっと尻つぼみな感じであるがタイヤの状態がこれではしょうがない。
夜になると雨が降り出し風も強くなる。
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12日目 8月18日() 雨→曇

栗山公園キャンプ場〜(道道45)中央〜(道道600)千歳エアポートホテル(市内散策) 
走行距離47Km
コースマップ http://yahoo.jp/LgG0Kv

2:00
肩が冷たく感じ目が覚める。灯りを点けて確認するとエアマットの端が濡れている。
よだれではない。乾いている床に移動しマットを持ち上げると裏面はびしょびしょ。
地面がかなり水を含んでいるようで体重で押し付けられた床は水が浸透してしまっている。
幸い荷物を置いてある場所や上からの浸水はないようなので、ゴミ用のビニール袋をマット
の下に敷き、枕がわりにしていた寝袋は防水スタッフに入れて凌ぐ・・・・が眠れない。
目が冴えてしまっている。

3:00 眠れないので屋根のあるバーベキューコーナーに避難し、お湯を沸かしコーヒーを入れ
スマホで天気予報を確認しながら夜明けを待つ。ここまで節電のため夜30分だけ使っていたが
もう解禁である。

4:15 夜が明け小雨になったタイミングで荷物も移動する。

キャンプ最後の朝食も残り飯でわさび茶漬け。
フライシートやテントの水滴をタオルで拭いて片付ける。

5:30
出発準備を進めていると再び雨が強くなる。
今日はもう千歳直行で決まりである。距離は40Km弱なので急ぐ必要はない。
再びバーナーをとりだしお湯を沸かしてコーヒータイム。

なかなか止む様子がない。周りのテントの住人たちも起き始める。
朝の挨拶は「よく降りますね〜」

7:38 ようやく小雨になったので出発

しかし10分も走ると再び雨が強くなる。今回の旅の中では一番激しい雨である。
風は左からの横風でポンチョが利かず、腰から下はびしょ濡れとなる。
靴の中もぐちゅぐちゅいいだす。
雨宿りする場所が全くない田舎道なのでただ黙々とタイヤをいたわりながらペダル
を廻し続ける。

9:00 恵庭に入るとようやくセイコーマートに出会う。
ときどき雨が吹き込む軒先でメンチカツパンと青森リンゴ紅茶で燃料補給する。
濡れた体がどんどん冷えて行ってしまうので食べ終わるとすぐ出発。
千歳まで残り14Kmもうひとがんばりだ。
コンビニの先の交差点を左折し道道600号線に入ると向かい風でなかなか進まない。
2.5Km走り右に曲がると高速の高架橋が見える。絶好の雨宿りポイントである。

服はパンツまでびしょびしょで体も冷えてきているし、このずぶぬれ状態で街中に入るのも
いかがなものかということで通り抜ける車を気にしながらポンチョをかぶって全着替え。
さっぱりしたところで一服しながら空を見ていると千歳方面の空は明るく回復傾向にあるよ
うだ。

30分ほど雨宿りしているとだいぶ小雨となり、千歳の方はところどころに青空も見える。
せっかく着替えたので濡れないようポンチョを被って出発
クランク状に進みながら千歳に近づいていくと雨はすっかり止むが車の水しぶきが横から
襲ってくる。

10:50 千歳駅
なんとか無事にたどり着くことができた。

ホテルのチェックインは15時。まだまだ時間がある。
濡れた服とくつを乾かしたいので駅前交番でコインランドリーの場所を尋ねる。
駅から1.5Kmほど離れたコインランドリーに行くと2台ある乾燥機はフル稼働中。
濡れた服と昨日までの洗濯物を洗濯開始。ここには都合の良いことに靴乾燥機なるものがある。
サンダルに履き替えて靴を乾燥機に入れて近くのセブンイレブンでグラタンとから揚げ棒を買い、
コインランドリーの隅っこで昼食とする。
ここは地元の利用者が多く特に乾燥機の利用率が高いようだ。近所のおばさんが言うにはこんな
にジメジメな天候は初めてとのことで普通は乾燥機など使用する必要はないとのことだ。
乾燥機の順番待ちもあり1時間以上かかってしまったが地元の方との話で退屈することなく過ご
すことができた。

次はお土産購入であるが千歳は特に観光地ではないのでお土産屋さんはなさそうな感じである。
とりあえず駅近くで一番大きなショッピングセンターイオンに行き、無いようだったら千歳空港
まで行って来ようと思っていたらイオンに六花亭が入っていた。
宅急便配送をお願いして買い物終了である。

まだ時刻は13:30である。自転車の調子が良ければあちこち走り回りたいところなのだが、いつ
爆発するかわからない状態なので近場で良さげなところがないかと探しているとサーモンパーク
という道の駅があったので行ってみる。レストラン、出店、野菜直売所があり結構賑わっている。
また千歳サケのふるさと館という淡水魚の生態を観察できる施設もある。
千歳川がすぐ横を流れていて雰囲気が良い。
ちょうど日差しが出てきたのでフライシートとテントを乾かす。

キャンプするのにちょうど良い感じ(キャンプ場ではない)

初日のライト損傷、最終日前のタイヤ損傷とトラブルに見舞われたが今年も12日間無事に
旅することができた相棒。お疲れさんでした。

のんびりしているとゴロゴロと遠くで雷が鳴っている。いつのまにか空も曇ってきた。
もう雨に濡れるのはこりごりなのでまだ時間が早いがホテルに向かうことにする。
セイコーマートで明日の朝食用におにぎり2個と青森りんごの紅茶、バナナ1本を購入

14:25 千歳エアポートホテル(\5,800) 走行距離47Km
昨年も泊まったホテルである。チェックインにはまだ早いので先に駐車場で輪行作業を行う。
前フォークを抜いて横にして置くとサイドキャリアから水が流れ出てきた。いったいどこから
入ったのであろう?
今回は自転車にとってもかなり過酷な旅だった。帰ったら念入りにメンテナンスしよう。

15:00 チェックイン
輪行した自転車は1階の階段脇に置かしていただき荷物を持って部屋に。
荷物を整理してから狭いユニットバスにお湯をはり入浴する。
明日はお盆明けの月曜日である。最初は自走して帰宅するつもりでいたが仕事が待っているし、
タイヤの調子も良くないので茨城空港まで車で迎えに来てもらうことにする。
テレビを見ながらのんびりしていると道南は土砂崩れが発生し電車は不通のようだ。
北海道全域で異常気象であったが特に道南はひどかったようだ。飛行機は問題なさそうである。

17:45 夕食も昨年同様ホテル1階の居酒屋「村長」で一人打ち上げ。ビールを飲みながら旅のメモ帳
を見直し今回の旅を振り返る。ジンギスカン・サーモンカルパッチョ、仕上げは白熊らーめん。
外は雨だがもう浸水の心配もいらない。今日はぐっすり眠れる。



13日目 8月19日() 晴れ

5:00 起床
悔しいことに晴れている。パンクと雨がなければもう少し楽しめたのに。
朝食は昨日買っておいたおにぎりとポットで沸かしたお湯でお吸い物。
荷物をまとめてコーヒーを飲みながら送迎バスまでの時間をつぶす。
7:20 1階に下りて残りわずかのカセットガスをフロントで引き取ってもらう。

7:30 ホテル送迎バス発
7:45 新千歳空港
去年は自転車とフロントバッグのみだったのでターミナルビルの端から端まで輪行袋を担いで
運び汗だくになってしまったが今回は荷物が多いので迷わずカートを使わせてもらう。楽ちん

9:20 スカイマーク791便 新千歳空港発
茨城空港では指摘されなかったが携帯電話の予備バッテリーは手荷物預け不可とのことであった。
機内持ち込みはOK
機内食は青森りんごの紅茶とバナナ。やる気スイッチを仕事モードに切り替える。

10:45 茨城空港着
自転車は1番最初に出てきたが荷物は1番最後であった。
やはり北海道より気温は高く蒸し暑い。
嫁と次女が迎えに来てくれていたが帰りの運転は私である。
セイコーマートで青森りんごの紅茶とHOT CHEFの弁当を買って帰宅。さぁ仕事!仕事!
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余談 
@去年はお尻の痛みに悩まされたので今年はパッド付きのパンツを持って行った。
 サドルを新品に交換してお尻に馴染んでいたので昨年ほど痛みはなかったのだがせっかく持って
 きたので使ってみた。普段は使用してないのでサドルとのフィット感がなくしっくりしなかった。
 結局2日だけ使用。

Aタイヤ(グランボア エートル650X42B
 太いのだが軽量でクッションが良く走行感も軽い。舗装率の高い現代には最適なタイヤである。
 使用期間は1年で走行距離は旅のスタート時で1,500Km程度であったので私の感覚ではまだまだ
 問題ないと思っていた。
 しかし2,000Kmでトレッドは消失。パンクでビードを損傷し走行困難な状況に陥ってしまった。
 キャンプ装備で通常より重いのだがせいぜい体重+10Kg65Kg程度。
 やはり軽量タイヤは耐久性に欠ける。特に樹脂性のビードがこれほど弱いとは思わなかった。
 後日、近くの自転車店(Hi Bike)で聞いたところやはりビードを損傷するケースはあるようで
 修復は不可能とのことだった。
 ワイヤービードのタイヤに変更するか、予備のタイヤを持つ必要がありそうだ。

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